優しい弱い卑怯

すべてをぶちこむ!

無力の話

一時期、日本三大獣害事件が気になって調べていた。

要するに開拓時代の北海道とかでクマに襲われて、人間の味を知ったクマがどんどん人を襲ったという話なんだけど、内容自体も恐ろしいし、それ以上に私は人間が思ったより無力なことに衝撃を受けた。

 

大志を抱いて、より良い生活を求めて、努力した結果、クマに食べられるのだ。

どんなに高潔な人物でも、クマに食べられるのだ。

 

同じような無力感は、災害がおきたときにも感じたけど、私たちは普段から災害は恐れている。敵わないものだとどこかで感じている。

けど、クマだ。

撃ち殺せる。

けど撃ち損ねて食われる。

 

退治されたクマのお腹から洋服や体の一部が出てきたらしい。

 

私は理想を語るのが大好きで、いつも偉そうに色々なことを語ってしまう。

より良い世界を作りたいとおもって色々なことを考える。

けれども私はまだ一人で生きていく力もないし、クマと戦う力もない。

食べられる側だ。

もっと謙虚に生きようと思う。