優しい弱い卑怯

すべてをぶちこむ!

8 1/2

フェリーニの『8 1/2』を観た。

芸術だった。

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「小説にしろ、絵画にしろ、芸術において大切なのはテーマではなく描き方だ」と誰かに教わってから、わたしはそれに納得して信じているのだけれど、その考えに従えばこの映画はまさに芸術だった。

カメラワーク、音楽、台詞回し、絶妙な違和感と心地よさで進んでいく。カメラワークでこんなにも視線が誘導されてしまうのかとびっくりした。

この映画が強い影響力をもったのにも納得。

ストーリーも面白かった。現実と過去と彼の理想とする現実と。うまく噛み合わなくなっていくけれども、それは悲劇ではない。

 

「人生は祭りだ。共に生きよう。」

どういう意味なのかな。まだわからない。

無は無へかえるのではない。自分の中に答えはある。そんなエネルギーを発してる言葉にも思える。